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「肩の左右の位置が違う」側弯症とは?症状や改善方法をご紹介

「肩の左右の位置が違う」側弯症とは?症状や改善方法をご紹介

側弯症(そくわんしょう)は、背骨が左右に曲がり、ねじれを伴う脊柱の異常です。
この病態は主に成長期の子供や青年に見られますが、成人にも影響を及ぼすことがあります。
見た目の変化だけでなく、重度の場合には内臓の圧迫や痛みを引き起こすこともあります。
側弯症の原因は様々で、遺伝的要因、成長のアンバランス、神経筋疾患などが考えられています。早期発見と適切な治療が重要であり、定期的な検診や専門医の診断が求められます。
この記事では、側弯症の原因、症状、治療法について詳しく解説します。

こちらの記事でわかること

側弯症とは?

側弯症(そくわんしょう)は、背骨(脊柱)が左右に異常に曲がる状態を指します。
通常、脊柱は前後にわずかなカーブを持ちながらまっすぐに伸びていますが、側弯症の患者は脊柱が側方に湾曲し、時にはねじれも伴います。
この状態は、外見上の変化や体のバランスの崩れを引き起こし、場合によっては痛みや内臓への圧迫といった症状を引き起こすこともあります。

側弯症の種類

側弯症にはいくつかの種類がありますが、主に以下の三つが知られています。

特発性側弯症

最も一般的な側弯症で、原因が不明です。
主に10歳から15歳の成長期に発症し、特に女児に多く見られます。

先天性側弯症

胎児の発育段階で脊柱の形成異常によって生じるものです。
この場合、出生時からすでに湾曲が見られます。

神経筋側弯症

脳性麻痺や筋ジストロフィーなどの神経筋疾患が原因で起こる側弯症です。
これらの基礎疾患が筋肉の不均衡を引き起こし、脊柱に影響を及ぼします。

側弯症の主な症状や特徴

側弯症の主な症状について説明します。
側弯症の症状は、病態の進行度や患者の年齢によって異なりますが、一般的に以下のような症状が見られます。

初期症状

初期段階の側弯症はほとんど無症状で、見過ごされることが多いです。しかし、学校の健康診断や定期検診で発見されることがあります。

見た目の変化

側弯症が進行すると、次のような外見上の変化が現れることがあります。

肩の高さの違い

一方の肩が他方よりも高くなることがあります。

腰の不均衡

腰の位置が左右で異なるため、ズボンのウエストラインが斜めになることがあります。

背中の盛り上がり

前屈した際に、背中や腰に一方が盛り上がって見えることがあります。

体幹の傾き

体全体が左右のどちらかに傾いて見えることがあります。

痛みと不快感

特に進行した場合、以下のような痛みや不快感が生じることがあります。

背中や腰の痛み

長時間座ったり立ったりすることで痛みを感じることがあります。

筋肉の緊張

脊柱の曲がりにより、特定の筋肉が緊張しやすくなります。

内臓への影響

重度の側弯症では、内臓に圧迫が加わり、次のような症状が現れることがあります。

呼吸困難

肺が圧迫されることで、呼吸がしにくくなることがあります。

消化器系の問題

胃や腸が圧迫されることで、消化不良や腹痛が生じることがあります。

側弯症にならない対策

側弯症の予防に関しては、完全に防ぐ方法は現在のところ確立されていません。
特に特発性側弯症の原因は不明であるため、特定の予防策を講じることは難しいです。
しかし、一般的な健康維持と脊柱に負担をかけない生活習慣を心掛けることで、側弯症のリスクを減少させる可能性があります。以下にいくつかの対策方法を紹介します。

健康的な生活習慣

バランスの取れた食事

骨の健康を維持するために、カルシウムやビタミンDを豊富に含む食事を心掛けましょう。乳製品、魚、緑黄色野菜などが良いです。

適度な運動

筋力トレーニングや柔軟性を高める運動を取り入れることで、背中の筋肉を強化し、脊柱をサポートすることができます。ヨガやピラティスなどの全身運動も効果的です。

正しい姿勢の維持

日常生活での姿勢に注意しましょう。座っている時や立っている時に、背中をまっすぐに保つよう心掛けることが重要です。

側弯症はどこで治療してもらえる?

側弯症の治療は、症状の重さや進行具合、患者の年齢や健康状態によって異なります。以下に、側弯症の治療を受けることができる医療機関や専門家について説明します。

整体・整骨・カイロプラクティック

整体やカイロプラクティックの専門家も側弯症の治療を行う場合があります。
整体・整骨は、筋肉や関節の調整を通じて体のバランスを整える治療を行います。側弯症の痛みや不快感の軽減を目的としています。
一方、カイロプラクティックは、脊柱の矯正を専門とし、手技を用いて脊椎のアライメントを改善する治療を行います。

病院やクリニック

整形外科医は側弯症の診断と治療の専門家です。
X線検査やその他の診断手法を用いて、症状の重さを評価し、適切な治療法を提案します。

また、総合病院には整形外科やリハビリテーション科があり、側弯症の専門的な診断と治療が受けられますし、必要に応じて他の専門医と連携して治療を行います。

専門クリニック

リハビリテーションを専門にしているクリニックでは、理学療法士が、運動療法や姿勢の矯正を通じて側弯症の治療を行います。筋力強化や柔軟性の向上を目指すプログラムを作成し、指導します。
また、作業療法士がついて、日常生活での動作を改善し、背骨にかかる負担を減らすためのアドバイスを行います。

肩の左右の位置に違和感を感じたら当院にご相談ください

側湾症の症状を感じることはありませんか?そのまま放置しておくと、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。

側湾症の症状は、早期の対応が重要です。早めに診察を受けることで、適切な治療法を提案し、症状の悪化を防ぐことができます。
特に、背中の歪みや痛み、姿勢の悪化を感じる方は、ぜひ一度ご相談ください。

当院では、以下のような症状に対応しております:

  • 背中や腰の痛み
  • 背骨の歪みやねじれ
  • 姿勢の悪化
  • 長時間立ったり座ったりする際の不快感

ご相談いただくことで、症状の原因を特定し、適切な治療プランを提供いたします。安心して生活を送るためにも、気になる症状があればお早めにご来院ください。

皆様の健康をサポートするため、スタッフ一同心よりお待ちしております。

この記事を書いた人
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藤田泰治

堺市にあるふじた整骨院の院長です。

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腰痛や肩こりをはじめ体の不調でお悩みの場合はふじた整骨院にご相談ください!

まずは痛みの原因を徹底的に探る

痛みの患部周辺にはさまざまな筋肉や腱、靭帯が存在し、それらの損傷が痛みの原因になることがあります。
そのため、当院では問診、視診、徒手検査、理学検査を用いて痛みの原因を特定または推測し診断します。

治療の方法は8種類から選ぶ

その痛みの原因がわかれば、状態に応じて8種類の治療法(鍼灸、柔整手技療法、ストレッチ、特殊高周波治療器など)の中から、患者様の希望も考慮しつつ、適切な治療法を組み合わせて行います。
もしも施術効果が低い、または効果が出ない場合は、その理由がある場合を除いて、治療法の見直しを行います。

通院回数をできる限り少なく効果的な治療を

これらオーダーメイドの治療計画に加え、損傷部位への治療が最大限の効果を発揮し、損傷した組織の回復力を高めるために、根本治療と密接に関係する骨格矯正(姿勢矯正)を行います。
肩の痛みだけであっても、足の長さや骨盤の捻じれなどを正しいバランスに整えることで、数回の治療で完治したり、治癒までの期間が大幅に短縮されることは珍しくありません。

また、通院回数があまり確保できない方、日常生活で負傷部位への負担が避けられない方など、完治しにくい環境にある方は、それをほごするためのサポーター、テーピングでの保護はもちろん、日常生活での姿勢等留意点、損傷部位回復のための体操・ストレッチ・自己マッサージ等もご指導し、完治しにくい環境からの脱却も進めてまいります。

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